6才臼歯をむし歯から守る通院ポイント

今日は、ちょっと真面目な子どもの歯の話。
6才頃に生えてくる、前歯から数えて6番目の奥歯
抜けずして生えてくる大人の歯。
6才から生涯おつきあいの奥歯。
永久歯で一番むし歯になりやすいんです。

この、むし歯になりやすい「こどもの奥歯」。
これらを「第一大臼歯」または「6才臼歯」と呼び、溝も深く未成熟なため、崩出中から完了後1~3年まではむし歯の発生が高いことが知られています。
あなたは、この歯を一生虫歯にせずにいられる自信はありますか?

私はNO!!

そこで6才臼歯をむし歯から守るポイントを紹介します♪

1.大事な時期

6才臼歯は、完全に崩出してからかみ合うまでが一番リスクの高い時期。
生え始めてから14~18ヶ月は特に注意が必要です。
顔を出してから1年半はきちんと仕上げ磨きをしましょう。

2.大事な場所

咬合面(咬む面)のむし歯の100%は、上下顎大臼歯の遠心(奥側)と中心の溝
リスク部位の咬合面のバイオフィルム除去に注力しましょう。
※バイオフィルム(被膜)は歯医者さんのPMTCの施術で除去できます

3.大事な予防法

シーラントをします
6才臼歯の咬む溝にプラスチックを埋め込んで、むし歯を予防する方法です。
研究結果では、シーラントを行った歯は66.7%むし歯にならない、との結果が出ています。
定期検診でシーラントが剥がれていないかチェックが必要ですね。
シーラントは保険適応です。

6才臼歯が生えたら歯医者さんへ行きましょうね♡

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